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こんな花 と こんな葉っぱ。いかがでしょうか

STORE LETTERS

外に出られず、家につづく日々が続くと、自然のなかで過ごすひとときが恋しくなりますね。

日本では古くから花道や盆栽といった文化が引き継がれていますが、北欧デザインが発展したひとつには、まさに家の中での時間・日々を、豊かに過ごすための考え方もあるはず。

 

眺めているだけでも気持ちを豊かにしてくれたり、心が弾む。そんな風に、器の中で美しい自然を楽しめるふたつのシリーズをご紹介します

 

 

Anemone / アネモネ

 

アネモネという花。こってりとした青紫や白や赤、ピンクの花びらに黒い花芯。ヨーロッパ南部から地中海周辺で生まれ、インパクトのある見た目で、人の心を惹きつけてやまない魅力。

ギリシャ語の ”アネモス=風” という言葉を由来にもつこの花は、その名の通り心地よい風が当たる場所を好んで生え、イギリスでは一般に「wind flower」と呼ばれています。人の流れとともに北欧にも渡り、明治5年頃に日本へも伝わったと言われています。

 

ちょうど今頃。この時期に花を咲かせるアネモネですが、halutaが紹介する アネモネ は フィンランドのARABIA社からやってきた こちら。

 

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風の花、アネモネ。名の通り、まさに風に吹かれているような手書きの筆跡は、絵付師の筆使いが眼に浮かぶよう。1つ1つの花びらはダイナミックで潔く、濃淡の出方が異なる藍色は和の魅力に通じるように思います。

 

裏側に手書きのサインが入っているのは1962年-76年に製造されたオリジナルシリーズ。その後1980年代に短期間で復刻されていることからも、世界中で愛されていたのがわかります。

 

フォルムとデコレートのデザインを別々のデザイナーが担当することの多いアラビア社ですが、アネモネは全てウラ・プロコッペが担当しました。

絵付け師としてアラビア社に入社したプロコッペは、Kaj Frank /カイ・フランク率いる製品開発・装飾部門へと異動になり、数々の作品を発表します。名作 Ruska/ルスカに代表される 耐熱性にも優れた”Sモデル”と言われるフォルムはアネモネ以外にも、コスモス・フローラなど、アラビア社の中で最多の30種類以上のシリーズに採用されました。

 

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日本の食卓とも相性がよく、普段の暮らしにも自然に溶け込んでくれるウラプロコッペのシリーズ。花を買いにすら中々行けない日々。お部屋の中に春の花、”Anemone” シリーズを。

 

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Bersa / ベルサ

 

大胆に描かれる葉のデザイン。あまりにも有名なこのシリーズを、 ”北欧ヴィンテージ食器” と言われて思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。絵本をめくったときに現れるような、可愛らしい葉っぱ。一枚ずつ並んでいて何ともかわいらしい、だけどどこか懐かしくレトロ。1960年から14年間の長い期間に製造された Bersa/ベルサシリーズ。

 

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スウェーデン語で「葉」の意味のBersa は、緑萠ゆるこの季節や、短い夏に鮮やかで濃く茂る葉を思わせます。

 

葉脈は一本ずつ大胆に力強い黒で描かれ、整然と並ぶ緑の葉。木々たちの生命力の強さを表現した描き方は、自然の葉や葉脈と同じように、規則的に並んでいるように見えて少しずつ異なる。このデザインのもつ、あたたかさを感じますね。

 

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作られた場所は、1825年に創立されたスウェーデンの磁器メーカー / グスタフスベリ社。(現 HPF i Gustavsberg社) 創業当時はバスタブや衛生陶器などの量産品を生産するラインとアートピースを生み出すスタジオを有していました。創立から112年後の1937年、Stig Lindberg/スティグリンドベリ という男性が入社します。彼こそが、Bersaのデザイナーでもあり、グスタフスベリ社の黄金期を築いたひとり。

 

このグスタフが誇るスターの話は、また別の機会に. . . .

 

現在も多くのコレクターから注目を集めるBersa。近年、当時の設備を活用しながら手作りに近い製法で復刻版が生産されるようになりました。halutaでは、BERSAの文字と9枚の葉が刻印されるヴィンテージの品を販売中です。60年代のスウェーデンからきた葉っぱの魅力を現代の日本で愛でてください。

 

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今日ご紹介の2シリーズ。

使っている時はもちろん、使わない時でも。シェルフやテーブルにいつでも眺められるように飾っておきたい、お花と葉っぱ。

 

それはまさに、本物の観葉植物に癒されるような雰囲気の器たちです。

 

 

 

お問い合わせ : 0268-71-3005 / mail@haluta.jp
販売店舗 : haluta kanda